さあ、料理しようと思ったらお肉やお魚からドリップが…どうするべきなのか、答えは簡単!ドリップは捨ててしまって、お肉やお魚についたドリップもキッチンペーパーなどで拭きとってしまいましょう。ドリップには、うまみ成分やお肉やお魚から出た水分やたんぱく質(組織液)などが含まれていますが、生臭さなどのいやーなものも含まれています。おいしく食べるためにはキッチンペーパーでふき取ってしまうのが一番です。
また水洗いすると食中毒の原因になる菌を飛び散らせることになってしまうので、お肉を洗うことは避けましょう。
ここからはもう少し詳しくドリップについて紹介していきます。
使おうと思ったらドリップが出てる!どうするのが一番いい?
お肉やお魚から出てきたドリップには、水分やたんぱく質、うまみ成分などが含まれています。うまみ成分と聞くとおいしくできるんじゃないかと思ってしまいますが、ドリップには生臭さもあるのでキッチンペーパーなどできれいに拭き取るのがおいしく調理するポイントといえます。
ドリップが付いたまま調理してしまうと変色や肉質が悪くなるなどの原因になってしまいますので、せっかく作ったお料理が台無しになってしまいます。ひと手間かけておいしく調理してくださいね。
また食中毒を引き起こす細菌やウィルスが潜んでいることも考えられますので、ドリップの取り扱いには注意が必要です。加熱調理してしまえばそれらの細菌などは死滅しますので安心してくださいね。
お肉・お魚も含めてそのもの自体にも細菌やウィルスが潜んでいることがあります。お肉やお魚類を扱った食器やまな板、包丁なども含めてきれいに洗い流すようにしてください。熱湯をかけておくだけでも安心度が高まりますよ。また手で扱った場合には、必ず手洗いをしましょう。
またお肉などのドリップを落とすために洗い流すという人もいますが、洗った際に細菌を含んだ水が飛び散ってしまう可能性もあるので水洗いはおすすめできません。内閣府よりツイッターでの呼びかけもありましたので載せておきますね。
この春 #自炊デビュー した皆さん、#食中毒予防 のため、「#生のお肉は洗わない」でください!
細菌が飛び散って周りの調理器具や食品についてしまうおそれがあります。https://t.co/HYkGKko6uj— 内閣府食品安全委員会事務局_広報 (@FSCJ_PR) April 12, 2023
ドリップの処理方法はもうご理解いただけたかと思いますが、より多くのドリップが出るのは解凍した時ではないでしょうか。ドリップが出にくい解凍方法をご紹介しますね。
ドリップが出にくい解凍方法はあるの?
解凍方法には主に4つ方法があります。
自然解凍・冷蔵庫解凍・流水解凍・電子レンジとありますが、どの方法が一番ドリップが出にくく、おいしく解凍できるのか調べてみました。
おすすめは冷蔵庫解凍。調理する前に冷凍庫から冷蔵庫に戻して、ゆっくりと解凍する方法です。ゆっくりと解凍するのでドリップも出にくく、冷蔵庫の中で解凍しますので細菌やウィルスも増えにくく衛生的な方法です。
ただ、冷蔵庫解凍って結構時間がかかるのが難点ですよね。しかも冷蔵庫に移し忘れてしまうというありがちな失敗をしてしまう・・・そこでさらにおすすめなのが解凍プレートです。
この解凍プレートの上にお肉やお魚をのせておくだけ。通常なら何時間もかかる自然解凍が30分程度で済んでしまううえに、ドリップも出にくいという優れものです。薄型なので収納しやすいのもいいですよね。
熱伝導がいい素材を使っているようでプレートの上にお弁当箱をのせておくとアツアツのお弁当がすぐ冷えるという口コミも。食中毒予防で冷めてから蓋をしようと待つ時間も少なくすみますね。
ドリップが出にくい保存方法はあるの?
ドリップを出にくくするためには急速冷凍をするのがおすすめです。最近の冷凍庫には急速冷凍の機能がついたものもありますので、ご自宅の冷蔵庫の取扱説明書など見直してみるといいですね。
また、買ってきてすぐでもドリップが出ているときがあります。なるべくドリップや水分をふき取ってからジップロックなどに入れて密閉してから冷凍するといいです。
↑こちらの商品は冷凍する際もこのプレートにのせて冷凍庫へ入れると急速冷凍もできますよ。
まとめ
少し話はそれるかもしれないのですが、私は伝説の家政婦志麻さんが好きでテレビ番組や料理本をよくみているのですが、志麻さんはお肉やお魚を使うときには必ずキッチンペーパーで水分をふき取ってから調理します。このひと手間がお料理をおいしくする重要ポイントだと思いました。料理本のどのレシピにも必ずといっていいほど、キッチンペーパーで水分をふき取るって載ってるんですよ。こりゃ大事でしょ。
ということで私もドリップなどの水分をふき取ってから調理するようにしています。よかったらやってみてくださいね。